「自毛植毛ってどうやるの?」
「切らない植毛方法があると聞いたけれど、本当に傷跡は目立ちにくいの?」
薄毛や抜け毛に悩んでいる方の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。自毛植毛は気になるものの、手術と聞くと「痛そう」「傷跡が残りそう」と不安になり、なかなか一歩を踏み出せない方も少なくありません。
そこで知っておきたいのが、メスで皮膚を大きく切開せずに毛包を採取するFUE法(Follicular Unit Extraction)です。FUE法は、後頭部などから毛根を一株ずつ採取して植え込む方法で、切らない自毛植毛として広く知られています。
従来のFUT法(ストリップ法)のように帯状に皮膚を切り取る方法と比べると、FUE法は小さな点状の傷で済みやすく、短髪でも傷跡が目立ちにくいのが特徴です。そのため、見た目への影響をできるだけ抑えたい方から注目されています。
この記事では、自毛植毛はどうやるのかという基本から、切らない植毛であるFUE法の仕組み、施術の流れ、従来施術との違い、メリット・デメリットまでわかりやすく解説します。
※本記事は2026年3月時点の情報をもとに作成しています。
※自毛植毛は保険適用外の自由診療です。
※記事内の料金は税込表記です。
※植毛に用いられる機器の一部には、国内で医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものが含まれる場合があります。未承認医療機器については、厚生労働省の案内もあわせてご確認ください。
【1位】FUE法25人(67.6%)
【2位】ノンシェーブン法(刈り上げない)7人(18.9%)
【3位】FUT法3人(8.1%)
■調査の目的
自毛植毛を行なった年齢や施術方法、やってみての感想を調査
■調査対象
47都道府県に在住の日本人。20歳から60歳までの男性50名。
■調査方法
株式会社クラウドワークスによるインターネット調査。
■調査期間
2026年2月10日
■有効回答数、無効回答数
40件(有効回答数)
◾️回答結果
【40名に聞いた!】自毛植毛で選んだ施術方法は何?
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切らない植毛はどうやる?FUE法の仕組みと特徴とは?

FUE法(Follicular Unit Extraction)は、メスで頭皮を大きく切開せずに、後頭部などの健康な毛髪を採取し、薄毛が気になる部分へ移植する自毛植毛の方法です。
専用のパンチブレードと呼ばれる器具を使って、毛包(毛根を包む組織)を1株ずつ丁寧に採取していくのが特徴で、「切らない植毛」として知られています。採取した毛包は、その後、生え際や頭頂部など薄毛が気になる部分に移植されます。
従来のように頭皮を帯状に切り取る方法とは異なり、FUE法は小さな点状の傷で済みやすいため、傷跡が目立ちにくい点が大きな特徴です。見た目への影響をできるだけ抑えたい方や、短髪にすることが多い方から注目されています。
切らない植毛FUE法の施術の流れ

FUE法は、一般的に以下のような流れで行われます。
まずはカウンセリングで、頭皮や薄毛の進行状態を確認し、どのくらいの毛包を移植するかを相談しながら決めていきます。希望する仕上がりや予算、薄毛の範囲に応じて施術内容が調整されるのが一般的です。
施術当日は、採取部と移植部に局所麻酔を行います。麻酔が効いた状態で施術を進めるため、痛みを感じにくい状態で受けられます。
その後、後頭部などのドナー部位から健康な毛包を1株ずつ採取していきます。採取した毛包は状態を確認しながら選別・保存され、移植に適したものだけが使われます。
移植の工程では、薄毛が気になる部分に小さな穴やスリットを作り、そこに毛包を1株ずつ丁寧に植え込んでいきます。最後に、術後の注意点や自宅でのケア方法について説明を受け、必要に応じて経過観察が行われます。
従来のメスを使う方法と切らない植毛の違い

従来の植毛方法であるFUT法(ストリップ法)は、後頭部の頭皮を細長い帯状に切り取り、そこから毛包を採取する方法です。この方法では、一度に多くの毛包を採取しやすい一方で、切開した部分に線状の傷跡が残る可能性があります。

一方、FUE法は毛包を1株ずつ採取する方法のため、傷跡が小さな点状になりやすく、比較的目立ちにくいのが特徴です。そのため、短髪にしたい方や、できるだけ傷跡を目立たせたくない方にはFUE法が向いているとされています。
また、術後の痛みやダウンタイムの感じ方にも違いがあり、FUE法のほうが身体的な負担が軽いと感じる方もいます。ただし、どちらの方法が合うかは、薄毛の進行度や必要なグラフト数、希望する髪型などによって異なります。
切らない植毛FUE法はどんな人に向いている?
FUE法は、傷跡をできるだけ目立たせたくない方や、短髪スタイルを維持したい方に向いている方法です。また、メスを使う施術に抵抗がある方にとっても、検討しやすい植毛方法といえるでしょう。
一方で、FUE法は毛包を1株ずつ採取するため、施術時間が長くなりやすく、1回あたりに移植できる株数に制限が出ることもあります。広範囲の薄毛に対応したい場合や、大量のグラフトが必要な場合は、施術方法を慎重に検討することが大切です。
さらに、クリニックによって採取技術や対応できる株数、麻酔方法、費用設定は異なります。FUE法を検討する際は、施術方法だけでなく、症例実績や医師の技術力もあわせて確認しておくと安心です。
切らない植毛FUE法のメリットとデメリット
切らない植毛として知られるFUE法には、従来の植毛方法にはないメリットがある一方で、事前に理解しておきたい注意点もあります。
特に、「傷跡をできるだけ目立たせたくない」「短髪にしたい」「見た目への影響を抑えたい」と考える方にとって、FUE法は魅力的な選択肢です。ただし、施術時間や費用、医師の技術力によって満足度が左右されやすい面もあるため、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで検討することが大切です。
ここでは、FUE法を選ぶ前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
傷が目立ちにくいことがメリット
FUE法の大きなメリットは、傷跡が比較的目立ちにくいことです。
FUT法のように頭皮を帯状に切開する方法では、後頭部に線状の傷跡が残る可能性があります。一方、FUE法は毛包を1株ずつ採取するため、傷跡が小さな点状になりやすく、髪が伸びれば目立ちにくくなる傾向があります。
そのため、ショートヘアや刈り上げスタイルにしたい方でも、比較的選びやすい施術方法といえるでしょう。見た目への影響を抑えながら植毛を受けたい方にとって、大きな魅力です。
線状の傷跡が残りにくく自然な仕上がりを目指しやすい
FUE法は、ドナー部位から毛包を細かく採取する方法のため、線状の傷跡が残りにくいだけでなく、仕上がりの自然さにもつながりやすいとされています。
もちろん、自然な見た目になるかどうかは、移植する毛包の向きや密度、生え際のデザインなどによって変わりますが、FUE法は細かい調整をしながら施術しやすい点が特徴です。
また、クリニックによっては眉毛やヒゲなど、頭髪以外の部位への植毛に応用しているケースもあり、幅広いニーズに対応できる可能性があります。
FUE法のデメリットと注意点
一方で、FUE法にはいくつかのデメリットや注意点もあります。
まず、毛包を1株ずつ採取するため、施術時間が長くなりやすい点が挙げられます。移植する株数が多くなるほど採取や植え込みに時間がかかるため、広範囲の薄毛に対応する場合は身体的な負担を感じることもあるでしょう。
また、費用が高額になりやすい点にも注意が必要です。FUE法は手作業の工程が多く、技術力も求められるため、移植するグラフト数が増えるほど費用も高くなる傾向があります。
さらに、FUE法は医師やスタッフの技術によって結果が左右されやすい施術でもあります。採取の精度が低いと毛包にダメージが加わる可能性があり、生着率や仕上がりに影響することもあります。そのため、施術方法だけでなく、症例数や医師の経験も必ず確認しておきたいところです。
加えて、1回で大量の毛包を移植することが難しいケースもあり、薄毛の範囲が広い方は施術回数や方法について慎重に検討する必要があります。
切らない植毛FUE法と従来FUT法の傷跡と目立ちやすさの違い
傷跡の違いは、術後のライフスタイルに影響を与える可能性があります。
| 項目 | FUE法 | FUT法 |
| 傷跡の形状 | 点状の小さな跡 | 線状の傷跡 |
| 短髪での目立ちやすさ | 目立ちにくい | 目立つ場合がある |
| 刈り上げヘアスタイル | 可能な場合が多い | 難しい場合が多い |
移植株数の違い
自毛植毛で移植できる株数は、選ぶ施術方法によって差があります。
FUT法は、後頭部の頭皮を帯状に採取して毛包をまとめて確保する方法のため、一度に多くの株数を採取しやすいのが特徴です。そのため、薄毛の範囲が広い方や、できるだけ多くの毛包を移植したい方に向いているとされています。
一方、FUE法は毛包を1株ずつ採取していく方法のため、採取に時間がかかりやすく、1回の施術で移植できる株数には限りが出ることがあります。ただし、そのぶん必要な範囲に合わせて細かく調整しやすいというメリットがあります。
広範囲の薄毛改善を重視するのか、それとも傷跡の目立ちにくさや見た目への配慮を優先するのかによって、合う方法は変わってきます。
切らない植毛FUE法と従来FUT法の費用面はどう違う?

自毛植毛の費用は、選ぶ施術方法や移植する株数によって大きく変わります。
同じ自毛植毛でも、FUE法とFUT法では施術の工程が異なるため、料金設定にも違いが出やすいのが特徴です。
ここでは、FUE法とFUT法の費用面の違いについてわかりやすく見ていきましょう。
費用単価の違い
一般的に、FUE法はFUT法よりも1株あたりの単価が高くなる傾向があります。
その理由は、FUE法が毛包を1株ずつ丁寧に採取する方法であり、施術に時間と技術を要するためです。
採取の手間が多いぶん、人件費や施術時間が費用に反映されやすく、結果として単価が上がりやすくなります。
一方、FUT法は帯状に頭皮を採取してそこから毛包を分けていく方法のため、一度に多くの毛包を確保しやすく、1株あたりの費用を抑えやすいとされています。
移植株数による費用の傾向
移植する株数が増えるほど、FUE法とFUT法の費用差は大きくなりやすい傾向があります。
たとえば、500株前後の小規模な移植であれば、総額の差はそこまで大きくないこともあります。
しかし、3,000株を超えるような大規模な移植になると、1株ごとの単価差が積み重なり、総額で大きな差が出るケースもあります。
そのため、狭い範囲の生え際やM字の改善を目指す場合はFUE法でも検討しやすい一方で、広範囲の薄毛に対応したい場合は、費用面からFUT法や植え放題プランを比較することも重要です。
- 小規模移植(500~1,000株):費用差は小さいが、FUE法の方が高額になりやすい傾向
- 中規模移植(1000~2,000株):費用差が現れ始め、FUE法の方が割高になる傾向
- 大規模移植(2,000株以上):FUE法が高額となる可能性が高い
追加費用も考慮する
基本的な施術費用以外にも、以下のような追加費用が発生する場合があります。
- ウンセリング費用
- 術前検査費用
- 薬代(抗生物質、痛み止めなど)
- 術後の定期検診費用
- 追加施術が必要な場合の費用
これらの費用は、クリニックによって含まれている場合と別途必要な場合があるため、事前の確認が重要です。
切らない植毛FUE法と従来FUT法どちらを選ぶ?選択のポイント

FUE法とFUT法のどちらを選ぶかは、ご自身のライフスタイルや、どのような仕上がりを目指したいかによって変わってきます。
傷跡の目立ちにくさを重視するのか、移植できる株数や費用を優先するのかによって、向いている方法は異なります。
ここでは、植毛方法を選ぶ際のポイントについて解説します。
切らない植毛FUE法が向いている人とは
FUE法は、傷跡の目立ちにくさや見た目への配慮を重視したい方に向いている方法です。特に、術後の髪型や日常生活への影響をできるだけ抑えたい方に選ばれやすい傾向があります。
FUE法は、以下のような特徴や希望がある方に適しているでしょう。
- 眉毛やヒゲの植毛も考えている方
- 短髪や刈り上げスタイルが好きな方
- 傷跡をできるだけ目立たせたくない方
- ダウンタイムを短くしたい方
- スポーツや激しい運動をする方
特に短髪やスポーツを好む方には、傷跡が目立ちにくいFUE法のメリットを感じるでしょう。
従来FUT法が向いている人とは
FUT法は、一度に多くの毛包を採取しやすい方法のため、広範囲の薄毛に対応したい方や、移植株数をしっかり確保したい方に向いています。
また、FUE法と比べて1株あたりの費用を抑えやすい傾向があるため、コスト面を重視する方にも検討されやすい方法です。
FUT法は、以下のような場合により良い選択肢となるでしょう。
- 施術時間を短くしたい方
- 広範囲の薄毛を一度で改善したい方
- たくさんの毛をまとめて移植したい方
- できるだけ費用を抑えたい方
- 長髪で傷跡を隠せる方
広範囲の改善や多くの移植株数を希望する方には、FUT法のメリットを感じるでしょう。
切らない植毛FUE法と従来FUT法は医師と相談しながら決定しよう

植毛の施術方法は、それぞれにメリットとデメリットがあるため、単純に「こちらの方が良い」と決められるものではありません。
ご自身の薄毛の進行具合や頭皮の状態、希望する髪型、理想の仕上がりなどを総合的に見ながら判断することが大切です。
そのため、まずは自毛植毛を専門に扱うクリニックで、医師にしっかり相談してみましょう。
施術方法ごとの違いや、自分にはどちらが向いているのかを確認したうえで決めることで、納得感のある選択につながります。
また、より後悔のない判断をするためには、1院だけで決めず、複数のクリニックで話を聞いてみるのもおすすめです。セカンドオピニオンを活用することで、費用や提案内容、対応の違いも比較しやすくなります。













